1月7日全校集会
2026年、最初の登校日でした。
以下、校長先生のお話です。
全校のみなさんあけましておめでとうございます。
教室のTV画面を見ながら、聞いていてください。
私が18歳の時に聞いた話を伝えます。
30年以上前ですが、その時の記憶が鮮明に残っています。
タイトルは「ホームレスの食事の様子」です。
あるところに、家を失ったホームレスがいました。
食べるものに困り、各地を転々としていました。
ある家に行き、「すみません、私は事情があって、ホームレスとなりました。食べるものがなくて困っています。どうか私に食べ物を恵んでください」と伝えました。
その家の人は「すみません。他をあたってください。」と断りました。
ホームレスは「わかりました」とその家を去りました。
その後ホームレスはいろいろな家に行き、お願いをしますが、ことごとく断られました。
そんな中、ある家の方は、
「いいですよ。」と言い、なんと家の中に入れてくれて、「一緒に夕食を食べましょう」と言ってくれました。
夕食を味わったホームレスは、感謝の気持ちを伝えて帰ろうとした際に、
その家の方から、「もしよかったら、また来ていただいてもいいですよ。」
「私はあなたの〇○に感動しました」と言いました。
ここでみなさんに質問です。
家に招き入れ、また来ていただいてもいいですよ!と言った方は、「何に」感動したと思いますか?
「夢を語った」という話ではありません。
この話を知った時、昔から、先生や親、すなわち大人がよく言っていたな~と思いました。
ヒントは( )の良さです。
さて、どんな言葉が入るでしょうか?
ご近所タイムをとります。
時間は10秒ほどです。スタート
相談を止めてください。
協力ありがとうございました。
( )には漢字2文字が入ります。
答えは「姿勢」です。
家に招き入れた方曰く、
ホームレスの食べる前のピンと背筋を伸ばした「いただきます」という姿
食べている時の上品な姿
食べた後に深々と頭を下げて「ごちそうさまでした」という姿
どれもこれまで見たこともない、美しい食べる姿だったそうです。
全校のみなさん、この話を食べる姿をよくしよう!というメッセージとして受け取ると、少し浅い理解となってしまいます。
このホームレスの食事の様子から、私が皆さんに届けたいのは
姿勢は姿勢でも、、、
「心の姿勢」です。
ホームレスの人は、食事を恵んでもらうことが、、、
「当たり前ではない」ことを心から実感していたのでしょう。
ホームレスの人は、自分ができる「最大限の思い」を伝えたかったのでしょう。
心は姿勢に表れます。
誰もが、ちゃんとしよう!と思ったときに雰囲気が変わります。
人は、心が変わると姿勢も変わっていきます。
新年となりました。
是非、今まで以上にいい姿勢で、いろいろな活動を行ってください。
学校は朝来て、帰るまで、皆さんが成長できる場面がたくさんあります。
例えば今日は、姿勢よくあいさつしよう!
例えば今日は、姿勢よく授業を受けよう!
例えば今日は、姿勢よく給食を食べよう!
皆さんは無限の可能性秘めています。
姿勢をよくしていった先には、周囲から「愛され、応援され、励まされる」人間・集団へと成長していきます。
全校の皆さん、心の姿勢をよりよくしていってください。
みなさんの成長していく姿が楽しみです。
以上で全校集会の話を終わります。