8月25日 全校集会講話
夏休みが終わり、今日から授業が再開しました。
zoomで放送された校長先生のお話を紹介します。
(以下、校長先生のお話です。)
今日はみなさんと一緒に、安心する場所について考えていきます。
途中で近くの人と交流する場面があるので、協力してください。
あなたが安心する場所はどこですか?
それは校内でも校外でも、デジタル空間でも構いません。
ちなみに私は校長室、学校の廊下、車の中、サウナ等々いろいろあります。
あなたが安心する場所を、静かに考えてみてください。
(約10秒後)考えるのをやめてください。
近くの人と交流しましょう!
(約10秒後)交流をやめてください。
話を聞いてくれた人にありがとうを伝えましょう!
自分と安心する場所が同じだったり、
えっそんなところが?!という感想をもった人もいたかもしれません。
面白いですね。
安心する場所を示した図を見てください。
緑色の〇はみなさんが安心できる場所を示しています。
安心できるゾーンという意味でコンフォートゾーンといいます。
ここでは失敗しても安心して戻れる場所。
大丈夫だよ、エラーしても責められないよ!という場所です。
その外側にある青い〇は、安心してチャレンジ・トライする場所。
ストレッチゾーンやラーニングゾーンといいます。
トライ&エラーが繰り返される場所という意味です。
筋トレでいうと、負荷が弱すぎると筋肉があまりつきませんし、
負荷が強すぎるとケガをしてしまいます。
その外側の赤い〇は安心できない、心が落ち着かない場所という意味で
パニックゾーンです。
ここは何をしていいかわからない、自分を否定的に捉えてしまいがちです。
修学旅行で例えると、緑色が普段慣れている二中、青色が修学旅行先、
赤色が道に迷ってしまい知らない場所です。
コンフォートゾーンの頭文字をとって、Cゾーンから、トライ。
エラーしたら戻る。トライ。エラーしたら戻る・・・。
トライ&エラーを繰り返しながら成長していきます。
トライ&エラーを繰り返していくとCゾーンが広がり、
ストレット・ラーニングゾーンも広がっていきます。
ちなみにエラーは失敗ともいいます。
挑戦して失敗すると、二度と失敗しないぞ!とネガティブに捉えがちですが、
このやり方はうまくいかないことを学んだ!とポジティブに捉えてみては
いかがでしょうか。
トライすなわち挑戦すると、その先には成功と学びしからありません。
これから定期テスト、新風祭、合唱祭等、挑戦する場面がたくさんあります。
トライ&エラーを繰り返し、あなたにとってのCゾーンを広げていってください。
それが、校長として、全校のみなさんへの願いです。
以上で安心する場所の話を終わります。